「ちょっと、なっちゃん、置いていかないでよ」
 そこへ、琉生が駆けつける。

「ご、ごめん、ちょっと怖くなって……」
 尚緒は置いていってしまった琉生に詫びを入れる。

「君もその怪しい男を見たのかい?」
 警察官が琉生に尋ねる。