続けて第二層の物語も書いて行きます。

【マボロシ姫の物語】――
 昔、【マボロシ姫】というプリンセスが居ました。
 見目美しく、とても聡明なそのお姫様にみんな憧れを持っていました。
 余りにも美しく、まるで幻の様な姿をしていた事から【マボロシ姫】と呼んでいました。
 今は居ません。
 だって、それは千年以上前の話なのですから。
 【マボロシ姫】はとっくに年老いて死んでいきました。

続きます。