続きです。

 殺人を犯していたのは町民達自身でした。
 殺人鬼と勘違いして、無実の姫を殺してしまったという町民達の罪悪感が、夜な夜な町民達に罰を与える様に殺していったのです。
 そして、それは町民達が全員死ぬまで――最後の一人が自殺するまで続きました。
 その後、旅の僧侶が魂を鎮めるまでその町は怨嗟の気が宿り、近づく者に不幸をまき散らしていましたが、その中にあって、【ナマクラ姫】だけは清い魂のままだったそうです。
 今は【ナマクラ姫】の大きな慰霊碑を守る様に町民達のお墓が並んでいるとの事です。
 ――という【物語】です。

 という所で今回は以上です。