続きです。

 今年はこのプリンセスにしよう。
 ――そう、決めました。
 王子は今年の生け贄としてダナ姫の親族に選ばれました。
 食事を取っているふりをしている王子の元にダナ姫の親族は近づきます。
 ダナ姫の親族は、
「もし……貴女に、ダナ姫が会いたいと申しているのですが、顔を見てもらえますか?」
 と言ってきた。
 プリンセスのふりをしている王子は黙ってコクンと頷きました。

続きます。