最も奥にいた女がそんなバカな、自分が見つかる訳がないと思っていた。
 自分は身分を偽って下っ端のように振る舞っていてバレるはずがないと確信していたのにもかかわらず、見つかってしまった。
「お前達のようなゴミなどはっきり言えばどうでも良い。が、俺の兵隊達の実験台程度にはなるだろう」
 本当にゴミを見るような目でヒットマン達の関係者数百名を見つめる。
 と同時に、その回りに数万とも言える戒夢の部下達が現れた。
 戒夢は普段、自分を守るように部下には命じていない。
 刺客ごとき、カス相手にするのに、万が一もやられる事はないと思っているからだ。
 そんなカス相手にわざわざ部下を侍らすのは鬱陶しいと逆に思っている。
 弱い奴が自分を守らせる。
 本当に強ければ守らせる意味は無い。
 回りを気にすることなく自由に行動出来る。