組織の命令で目に余る行動を取る戒夢の始末に乗り出したのだ。
 むろん、組織はここに来ている16名のヒットマン達との連絡を絶っている。
 戒夢は恐ろしい男。
 万が一にでも、組織に被害が被らないように最善の注意を払っている。
 ヒットマン達はそれぞれが、恐ろしい異能の持ち主だ。
 この16名がいれば、国の一つや二つ、簡単に滅ぼせる。

 だが、戒夢は無視をする。
 興味が無いのだ。
 地球にある全ての存在に興味がないのだ。
 取るに足らないゴミだと思っている。
 会話するのもバカらしい――
 そう思っているのだ。
 地球のレベルは恐ろしく低い。
 まともに相手にするつもりはなかった。