それをまた、適切な【読み手】が適切な【聞き手】に最後まで読み聞かせる事によって第2本体が第1本体と共に出現し、より強くなっているという仕組みになっています。
 また、この【読み手】と【聞き手】は第1本体の時と同じ存在とは限りません。
 クアンスティータ様の【繭蛹卵】は第七本体で一旦、止まりましたが、にーでちゃんの場合は【フェアリスティー・ブック】は【13巻】まであるので、次々と13段階、本体が顕現(けんげん)し直して、強くなっていきます。
 また、にーでちゃんには24の【側体】と7つずつ3種類、合計【21】の【しんたい】がありますので、更なる秘密がありそうですね。
 ――という事なのですが、当然、今のおるおさんはその事に気づきません。
 ただ、【フェアリスティー・ブック】が重要な意味を持つ何かだとは理解したので、それで良しと言う事にしました。
 感覚として、これ以上探しても、今は見つからないと理解したのです。
 重要なアイテムを手にした。
 それだけでも収穫としたのです。