おるおさんは、
「うむ。
 そなたが良いというのであれば、妾としても反対する言われはないな。
 元々、【稀生 踊詩】に任せるつもりじゃったからな」
 と言いました。
 それを聞いた【化形の少女】は、
「ご主人。
 やりましたね。
 棚からぼた餅です」
 と言いました。
 【踊詩】君は、
「その言い方、なんだか傷つくな……」
 とつぶやきました。
 確かに物語の主人公としてはあまり、格好の良い結果ではないからです。
 ですが、どういう経緯であろうと【踊詩】君が【世界混宇宙連】の主任創作者を勝ち取ったのは間違いないのですから。
 あ、いや、【負け取った】の間違いでしたね。
 お後がよろしいようで。


続きます。