05 【千頂属鑑定対決(せんちょうぞくかんていたいけつ)】13番勝負3


 まず、【踊詩】君が出した1品目――それは、【フォークァイ】という種類のアイテムです。
 この種類は当然の事ながら、【千頂属品揃え】の中に含まれていなくてはならないのです。
 【千頂属品揃え】以外の品目、もしくは贋物(がんぶつ)だったのであれば、即、判定は×(バツ)という事になります。
 さて、どうでしょうか?
 【特頂査定者】の一人、【クラウス】氏が口を開きます。
「これは【千頂属品揃え】に間違い無いです。
 【フォークァイ】ですね。
 見事な作品です。
 【フォークァイ】とは、一見、ただのガラス玉に見えるのですが、見えない物を【吸依(きゅうい)】――物による【憑依(ひょうい)】の様なものの事を【吸依】と呼ぶのですが、そうさせて形にする道具ですね。
 見えない物の価値を見える様にして、判断する道具です。
 ただし、一度でも使用してしまうとこの玉は【崩壊】する事から【崩壊】→【フォークァイ】と呼ばれる様になった逸品です。