ところが、【領総】候補は、
「し、審査は平均を見るものです。
 これがたまたま良かっただけで決めるのは……」
 と苦しい言い訳をしています。
 【触対漢】候補も、
「そうです。
 お、俺達だって、まだ、全部見せた訳じゃないし、【偶然】、一つ目が良かっただけで……」
 と言い、【スドケベェ】候補も、
「くじを操作したのかも……
 じゃなきゃ出来る訳がない。
 絶対そうだ」
 と言います。
 あくまでも自分達の非を認めません。
 見苦しいですね、ホントに……。
 【踊詩】君は、
「そりゃ、あんた達が出来ないってだけでしょ?
 あんた達の尺度(しゃくど)でものを言われても困るんだけど?
 はっきり言うけど、おいらっちはあんた達が想像している事の遙か上の事をやって来たし、今でもやってるよ。
 つまり、あんた達の実力はどんどんおいらとかけ離れて行っているってことさ。
 おいらっちはこの程度の事では全然満足してない。
 まだまだ上の事をやるって決めている。
 作ったらそれでおしまいと思っているあんた達とは志そのものが違ってると思うけど?
 おいらっちはあんた達を置いて先に進んでいる」
 と言いました。