この時点で、勝利は【踊詩】君側に決まっていたのですが、【踊詩】君サイドは、
「まぁ、最後までやらせてくださいよ。
 せっかくここまでやったんだから……」
 と言ってきました。
 何やら考えがあると察したおるおさんは、
「お主の勝利を信じてよいのだな?」
 と聞くと、【化形の少女】の通信機の先で、【踊詩】君は、
「向こうさんの嫌がらせの全部、上を行きますよ。
 スカッとすると思いますよ」
 と言いました。
 よほど自信があるようです。
 おるおさんは、
「わかった。
 そなたの言葉を信じよう」
 と言いました。