催し物の一つとされる、セカイウチュー家子飼いの兵達によるバトルロイヤル――そこに参加する事が出来れば、正装の必要は無い。
 条件を満たせば、普段着のままでも参加出来るくらいだ。
 ただ、新郎新婦に近づけるかどうかという問題は残る。
 だが、それだけわかれば十分だった。
 吟侍達の力が試される時が来たと言えるだろう。
 吟侍には【答えの力】がある。
 入り込める隙間が無かった結婚式への参加という【答え】を作り出せば良いのだ。
 条件によっては参加出来る――そこをとっかかりに、吟侍、レスティー、リアンの三人による【答えの力】のフルパワーで結婚式に参加出来るという答えを作り出した。
 これは今までの【答えの力】ではない。
 次の段階に入った【答えの力】、バージョン2と呼べる力だった。
 その力は何なのか?
 【答えの力】は戦闘以外にも存在しなかった答えをねじ込むという力となった。
 その特殊性を持っている力であるが故に、第五本体クアンスティータ・リステミュウムの【謎の力】に対抗出来るかも知れないと言われている力だった。
 クアンスティータの利権にすがる者達はこの【答えの力】を恐れている。
 【答えの力】には限界は見えない。
 極めれば極めるほどに、様々な応用が利き、無理を押し通せる力があるのだ。
 事象事態が吟侍達の結婚式への参加を認める形になった。