全く完全にズレ一つ無いタイミングで、【エミターヌ】と【スピティル】が一つになる。
 ――そして……
 ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン……
 という音がする。
 気がつくと、【エミターヌ】と【スピティル】の姿は跡形も無く消え去り、一つの存在が姿を現した。
 吟侍は、
「こ、こいつが……」
 と言った。
 【ジェーニヴィライ】は、
「そうです。これが究極の【イクストーヴァス】の【グレーヌレーヌ】になります。ついに、ついに、ついに誕生です」
 と興奮を抑えられないような状態で言った。
 吟侍達の目の前には体が青い女性の様な姿をした【イクストーヴァス】が立っている。
 背中には金属で出来た天使の翼の様なものが生えている。
 それを見たソナタが、
「こ、これがQOH【グレーヌレーヌ】……」
 とつぶやいた。