吟侍は、
「すげぇな、さすがレスティーだ。で?【影添え】ってのはなんなんだ?」
 と聞いた。
 レスティーは、
「それは――」
 と説明をした。
 彼女の説明によると、影添え、または影添者とは特定の存在の影に住み着く事により、その特定の存在と共存する事を選択した存在であるという。
 影添えと呼ばれている存在の中でも様々な種族が居るとされていて、影添えとは種族ではなく、能力を意味していて、例えば、複合生命体が影添えの能力を得たら、影添えと呼ばれる事もあれば、複合生命体と呼ばれる事もあるという事になるようだ。
 影添えの特徴としては宿主としている存在と同じ体験ができるし、同じ能力が使えるという事になる。
 逆もまた然りで、影添えの元々持って居た力は宿主も使う事が出来るという事になる。
 言ってみれば、単独の生命体を複合生命体にする事が出来る存在と言えた。
 なれるかどうかは、影添えに気に入られるかどうかにかかっているが。
 当然、影添えは宿主となる存在を選ぶ事になる。