【バカ親父】とは怪物ファーブラ・フィクタの事を指すのだろう。
 ルーミスの声が言っている事が本当なら、ステラやディアマンテが居た未来よりも遙かに強大なクアンスティータとなっていくことになる。
 ルーミスの時点で第五本体リステミュウムの時のパワーを持って誕生するなど、尋常ではなさ過ぎる。
 歴史の改ざん程度では済まされない事態になってくるかも知れない。
 吟侍は、
「何がどうなっているんだ?説明してくれルーミス」
 と聞くと、ルーミスの声は、
『第七本体、テレメ・デ――最強のクアンスティータであるそれまでの道筋が出来てしまった。もはや、リステミュウムの脅威程度では済まなくなるわ、あなた達は』
 と言った。
 未来の世界を壊滅状態にした第五本体、リステミュウムを捕まえて【程度】と言い切った。
 第七本体クアンスティータ・テレメ・デとはそれほどまでに強大な存在だと言うのだろうか?
 そして、同じクアンスティータであるはずのルーミス自身が怯えているという事に気づく。
 同じクアンスティータでも第五、第六、第七本体は完全な別格である。
 第四本体ミールクラームまでの出来事など、所詮、茶番に過ぎないのだ。