背花変――万能細胞であるそれを使って粘土遊びで遊ぼうというのだろうか?
 間合いを伺う吟侍達だったが、ソリイントゥスはほぼ無防備で、背花変を使って粘土遊びをしている。
 例え、隙をついて攻撃しても通用しないという事なのだろうが、それにしても無防備過ぎる。
 攻撃してくださいと言わんばかりの隙だらけの姿勢だ。
「うーん……ここはこうしてみよう……」
 と言う言葉が証明しているように本気でただ遊ぼうとしているかのようだ。
 吟侍は【答えの力】を使わなかった。
 使って真意を確かめてもわからないと考えたからだ。
 吟侍はそのまま、ソリイントゥスを信用して背花変を使って遊ぶ事にした。
 遊びを考えるのは得意とする吟侍だ。
 遊ぼうというのであれば、それに答えて遊べば済む事だ。
 ソナタは、
「ちょ、ちょっと吟侍、何やってんのよ?」
 と聞くが、吟侍は、
「何って、ソリイントゥスが遊ぼうって言うから、おいらも遊ぼうかと……」
 と答えた。