フェンディナ・マカフシギは二番目の姉、ジェンヌ・マカフシギの力であるスペシャル・アカシック・レコードの情報を検索提示した。
 スペシャル・アカシック・レコードには万物のありとあらゆるものが大体、書いてあるとされている。
 この情報の一部を他の四名の七大ボスに見せ、フェンディナ・マカフシギは、
「こ、これが私の自己紹介っていう訳にはいきませんか?私、急いでいるんです。仲間の元に戻りたいんです。だから、話をまとめたくて……」
 と精一杯の説明をした。
 七大ボス4名は、
「「「「………………」」」」
 と押し黙る。
 しばしの沈黙。
 この沈黙はフェンディナ・ウェル・クァムドゥエスの時とは違う。
 お互いを理解し合おうとしてうまく行かなかったという時の気まずさではない。
 一歩間違えば、戦闘に発展するかも知れない危うい情報開示だった。
 なぜならば、この情報が正しければ、フェンディナは弱い方の5名ではなく、どちらかと言えば、強い方の3名でくくられてもおかしくないというほど、彼女の力の強大さを示していたからだ。