正直、フェンディナ・マカフシギは考えはまとまっていない。
 だが、ゆっくり時間をかけている暇は無い。
 胸騒ぎがするため、一刻も早く話をまとめたいのだ。
 フェンディナ・マカフシギは更に七大ボス達を待っている間、最強の【別自分】フェンディナ・ウェル・クァムドゥエスを呼び出して話し合う事にした。
 とにかく、やるべき事を手っ取り早く終わらせたかったのだ。
 フェンディナ・ウェル・クァムドゥエスは呼び出された時、
「………」
 と無言だった。
 無口なのかな?
 フェンディナ・マカフシギはそう思った。
 それは、困った。
 フェンディナ・マカフシギ自身もコミュニケーション能力に不安があるので、口下手なフェンディナ・マカフシギと無口なフェンディナ・ウェル・クァムドゥエスでは話し合いにならない。
 フェンディナ・マカフシギは相手に合わせる形で話合いをなんとかやってきたが、相手が無口だった場合、対処の取りようがない。
 フェンディナ・マカフシギは、
「あの……、【ウェル・クァムドゥエス】さん、こんにちは。【マカフシギ】です……」
 と自己紹介はしたが、後が続かない。