08 クアンスティータ・ソリイントゥス登場


 ――すると、
 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン……
 と吟侍達の周りにどんどん柱が立っていく。
 気づいた時にはあっと言う間に建物らしき場所の中に閉じ込められた。
 礼拝堂?
 吟侍は直感的にそう思った。
 厳かな雰囲気のある建物。
 周りに建っている柱は地球で言えばロマネスク時代の創作を思わせるような柱頭彫刻(ちゅうとうちょうこく)になっており、荘厳な天井画が見て取れた。
 何なんだこれは?
 吟侍達は不安になる。
 この建物の中にあふれる雰囲気は明らかに吟侍達をも簡単に飲み込んでしまうほど強大過ぎるものだった。
 エカテリーナは、
「誰じゃ?、姿を現せ」
 と言った。