とにかく、急がねば。
 急いでソナタ達と合流せねば。
 吟侍は仲間達を連れて急いで、ソナタ達の居ると思われるエリアを目指した。
 吟侍とレスティーに不安を覚えさせる何かはすでに吟侍達を捕らえている。
 捕らえていてなお、出るのを待っている。
 そんな気がする。
 手のひらで踊らされている?
 異質過ぎる何かの気配を感じる。
 向こうはいつでも姿を現す事が出来るのにあえてそれをしない。
 もてあそんでいる?
 想像もつかないほどの恐怖が吟侍達を襲う。
 冷静になれ。
 冷静になるんだ。
 吟侍はそれを自分に言い聞かせて、そそくさと行動する。
 幸い、何事も無く、吟侍達はソナタ達と合流することが出来た。
 再会したソナタは、
「どこ、ほっつき歩いてんのよ、バカ吟侍ぃ!待ちくたびれたわよ」
 との一言。
 ステラも、
「吟ちゃん、久しぶりって感じね」
 と。
 エカテリーナも、
「待っておったぞ」
 と言った。