千畳以上はあると思われるその広すぎる部屋に所狭しと置かれている。
 調度品のあちこちには人形――ドール達があちこちに置かれている。
 天井――天蓋(てんがい)にはどこかの宗教画を思わせる様な絵画が6方向6枚ずつ、計36点設置されている。
 天蓋からは、虹やオーロラを思わせる様な薄い布が6カ所からつるされており、ハンモックの様になっている。
 床にはペルシャ絨毯を思わせる様な高級絨毯が敷かれている。
 部屋の中央にある巨大なシャンデリア――その真下にスペースがあり、台座が設置されている。
 そこには現実世界で消えたはずのオルゴールが置かれていた。
 他にも部屋の中には人影が六つ。
 その人影の一つが口を開く。
「これで一巡したね。
 もう一巡で、出せるね」
 と。