その全てが【クエニーデ】への【愛】に満ちあふれていた。
 出会ってもいないのに【クアトゥウス】は【クエニーデ】に首ったけ。
 他では代えられないかけがえのない存在へとなっている。
 恐らく、【クエニーデ】が例えどんなにみすぼらしい格好をしていたとしても【クアトゥウス】の【愛】は変わらないだろう。
 【クアトゥウス】は【クエニーデ】という存在そのものを【愛】してしまっている。
 姿形などどうでも良いのだ。
 ただ、愛すべき全てが【クエニーデ】にある。
 それだけの問題だった。
 それを人間に例えると【変態】チックではある。
 だが、そんな事は気にしない。
 【クアトゥウス】もまた、最強のクアンスティータを受け継ぐ正統後継者だ。
 誰にも文句は言わせない。
 【クアトゥウス】こそルール。
 これを変える事が出来る存在。
 それは、【クエニーデ】以外にはあり得ないのだから。
「あぁ……愛してますの【にーで】ちゅわん……」
 【クアトゥウス】の倒錯(とうさく)した愛情表現は今日も冴え渡っていた。