――そう。
 ラブラブ度全開ではあるものの、【クアトゥウス】や【スウェンセー】は一度も【クエニーデ】に会ったことが無かった。
 だからどのような姿をしているのかも解らなかった。
 ただ、自分達より凄い存在。
 それだけを認識していた。
 だが、それで十分なのだ。
 自分より凄い存在――
 それだけで、【クエニーデ】は【クアトゥウス】から全面的に愛される資格を有したという事になる。
 だから、【クアトゥウス】は一度も面識の無い【クエニーデ】にラブコールを送り続けていた。
 「好きですの」
 「愛してますわ」
 「お姉ちゃんになりたいですの」
 「アイラブユーですの」
 「会いたいですの」
 「切ないですの」
 「会うのが楽しみですの」
 等々、言葉は色々ある。