それで見つけたのが、【絶対罰の衣】だ。
 説明を受けてみると、体を二つに分けるので、通常の撮影の仕事をしながらでも使えるアイテムだという事が解った。
 さらに力の無い自分でも願いが叶えられる可能性があるという。
 これは便利だと思った。
 激痛や【罰】を受けるというペナルティーがあるらしいが、そんなの関係ない。
 これを使えば、私は彼の役に立てる。
 それだけは事実だった。
 彼女はそれを選択する。
 魔道士から【絶対罰の衣】を受け取った彼女はこの衣を自分に合った形のドレスに仕立て治す事にした。
 不得意な裁縫は魔道士にお願いして、自分に合ったデザインにしてもらう事にした。
 ドレスが良いな。
 まるで、ダンスを踊るかの様に華麗に願いを叶えるんだ。
 そう思うとワクワクしてきた。
 彼女は戦闘経験も無いお嬢様育ち。
 ダンスと戦闘の区別もついていないのだ。