習い事は色々やっていたけど、どれも身にならなかった。
 やる気がなかったというのもある。
 つまらないと思ってやっている事だったから、どれも様にならなかった。
 だから、出来る事と言えば体を売る事だけ。
 それでも、食べていけるだけの資金を稼ぎ出せた時は嬉しかった。
 その代わり、両親と友達の信用を失った。
 体を売る子供なんか知らない、友達じゃないと拒絶された。
 だけど、後悔は無い。
 だって、今、恭精を助けているという実感があったからだ。
 だが、恭精はいつまでも動けないままだった。
 仕方ない。
 だって、全身不随なのだから。
 だけど、このままでは、彼は羽ばたけない。
 羽ばたくまでの何かが必要だ。
 そこで彼女は調べた。
 彼を治す方法を。
 彼を動かす術を。
 まともなやり方では全く無かった。
 どんな手を試してもダメだった。
 調べても調べても見つからなかった。
 そこで、闇で出回っていたアイテムを探し出した。