だが、全員、女の子で、複数名居る事は確かなようだった。
 吟侍はオルオティーナに対して心配性だなという感想を持った。
 心配しなくても、吟侍の後継者に選んだ3名はそれなりにやってくれるはずさ――吟侍はそう思って自分の生活に戻るのだった。
 彼にはお転婆娘となった、くあすとくあんの双子の面倒を見るという仕事が残っている。
 まだ、この双子が安心して生活出来るという状況には達して居ない。
 問題はまだまだ山積みなのだ。
 彼としても自分の後継者達の事までかまっているような余裕は無いのだ。
 まずは、自分とカノンを慕って着いてきてくれた、くあすとくあんを幸せにする。
 それが、今の吟侍に課せられた宿命――大事なライフワークだ。
 彼の活躍する時代は終わった。
 後は、次の世代に任せよう。
 吟侍はそう思ったのだった。


続く。