踊詩は、
「良かったら、感想を……」
 【聞かせてよ】と言い終える前に、侵入者達はそそくさと逃げ帰ってしまった。
 【化形の少女】は、
「せっかちな連中ですね。
 お菓子のお礼くらい言ってもバチは当たらないのに」
 と言った。
 【ぬいこっと】は、
「ぷきゅきゅっ(緊張し過ぎて味はわかんなかったと思う)」
 と言った。
 踊詩は、
「どうも、余所様とのコミュニケーションってやつは苦手だなぁ~
 ……どう対応したら良いのかいまいちわかんないんだよねぇ~」
 と言った。
 彼はズレた感性の持ち主だった。
 今のはコミュニケーションがどうのこうのという話では無い。