それを知ってか知らずか、踊詩は、
「いやいやいや、お客さん達だったら、悪いけど、おいらっちが集めた宝がダメになっちゃうからね。
 お客さん達だとせっかくのコレクションをダメにしちゃうからさ。
 やっぱりおいらっちが保管するのが一番。
 聴きたくなったら言ってもらえれば場を設けても良いからさ。
 悪いけど諦めてね」
 と言う。
 侵入者達は、
「諦めてと言われてはい、そうですかと言うと思ってんのか?」
「なめてんのか、てめぇ」
「やってやんよ、こらっ」
 と先ほどより怒気を強めた口調に変わっていく。
 踊詩は、
「お客さん、それ以上の悪意はここからご退場を願う事になるけど良いのかな?」
 と言う。
 侵入者は、
「ぶっ殺されてぇの……」
 【か】と言い終わる前に、1人消えた。