01 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の後継者1 未知御 終主(みちお しめす)の物語――僕自身の問題だ
「う、うう……ううう……」
未知御 終主(みちお しめす)は呻いた。
いわれの無い暴力を受けたからだ。
フとした事から彼が特別な力を手にしたという噂が広まり、それを求めるならず者達が彼に因縁をふっかけて来て、詫びとして、その手にしたという力をよこせと言ってきたのだ。
理不尽な要求だった。
終主はもちらん、断った。
理由はもちろん、そのならず者が自分が手にした力を使うのにふさわしくないと思っているからだ。
その力は何も考えて居ないような存在が、
「う、うう……ううう……」
未知御 終主(みちお しめす)は呻いた。
いわれの無い暴力を受けたからだ。
フとした事から彼が特別な力を手にしたという噂が広まり、それを求めるならず者達が彼に因縁をふっかけて来て、詫びとして、その手にしたという力をよこせと言ってきたのだ。
理不尽な要求だった。
終主はもちらん、断った。
理由はもちろん、そのならず者が自分が手にした力を使うのにふさわしくないと思っているからだ。
その力は何も考えて居ないような存在が、