遊浮は、
「じゃあ、帰らせてもらうわ。
 俺よりあんたの方が主役向きだ。
 いや、あんたはヒロインなのかな?」
 と言うと、エクシトゥスは、
「私は主役になれる器ではありません。
 ヒロインにも」
 と答えた。
 遊浮は、
「そうかな?それだけは俺は否定させてもらうぜ。
 俺の目にはあんたが次世代のヒロインに見えるぜ」
 と言った。
 エクシトゥスは、
「買いかぶりすぎです。
 私は自分の事で手一杯です」
 と言うと、遊浮は、
「俺は女を見る目だけは自信あんだけどな。
 じゃあな、あんたの活躍、期待しているぜ。
 俺に引導渡したお姫様」
 と言ってエクシトゥスが用意した穴に入り、宇宙世界に戻って行ったのだった。
 彼を見送ったエクシトゥスは、
「簡単にヒロインになれるのであれば、苦労は無いわ……」
 と答えたのだった。