見事なまでにかっこ悪い事だった。
 だが、そうでもしなければやってられないほど、世界他外のレベルの高さに絶望していたのだった。
 エクシトゥスは、
「ならば、これが貴方にはわかりますか?」
 と問いかけた。
 口調が先ほどよりも柔らかくなっている。
 どうやら、優しく声をかけているようだ。
 遊浮は、
「知らねぇよぉ、何でそんな玉っころが関係あんだよ?」
 と怒鳴り散らした。
 その怒鳴り声にもエクシトゥスは冷静だった。
 冷静に遊浮はこの場にはふさわしくない存在だと分析しているのだ。
 エクシトゥスは、
「――これは、【膨張騎兵(ぼうちょうきへい)】と言います。
 もしくは、【爆誕増兵(ばくたんぞうへい)】、【拡張工機(かくちょうこうき)】とも言います。