だが、最初のセレークトゥースと互角だったという点は消せない。
 オルオティーナにとっては並ぶべき存在のいないはずのクアンスティータと、最弱だった状態とは言え、並び立つ存在が居たという事の方が問題だった。
 その事実がわかってから、オルオティーナは【神超存】について調べていた。
 【神超存】とは恐らくは、【世界他外(せかいたがい)】から落ち延びて来た存在ではないかという事まで推測していた。
 【神超存】がクアンスティータ誕生まで並び立つ存在が居なかったのはあくまでも宇宙世界(うちゅうせかい)レベルでの話だった。
 オルオティーナでも容易に手が出せない【世界他外】も含んだ話ではない。
 【神超存】の想像を超える力も【世界他外】から来たと説明すれば、得心(とくしん)がいくのだ。