10 他の【超吟侍】の報告の一部抜粋


 オルオティーナは更に情報を整理した。
 今度は、6549番目に戻って来た【超吟侍】だ。
 今までの例に習うなら、【超吟侍№6549】という事になる。
 【超吟侍№6549】の報告は、以下の様なものだった。
 人類が宇宙を知る事で必要不可欠な事。
 それは、【統一性の整合】であるといえる。
 つまり、宇宙とは一様に等方である、どこまで行っても同じ条件であるという条件、仮定があってこそ、人類という小さな存在は自分達より遙かに大きな宇宙という広大過ぎる範囲に推測を持つ事が出来る。
 それは人類に限った事ではない。
 ほとんどの存在が直に知る事は出来なかった。
 それを直に知る事が出来るのは神超存(しんちょうそん)と呼ばれる神や悪魔などを超越した存在やクアンスティータの勢力くらいなものだった。
 そのほとんどの存在が宇宙世界を知る上で必要な絶対条件ともなっている、どこまで行っても同じであるという条件が世界他外の【他外空間】では通用しないとの事だった。
 感覚が宇宙世界の空間と全く違うので、これも確かな数値とは言えないのだが、宇宙世界で言う100メートルに相当する先には元居た位置とは別の法則が成り立っているとの事だった。
 つまり、他の存在が宇宙世界を知るための方法では世界他外は計れないと言う事を意味していたのだ。