これこそが、宇宙世界へ→クアンスティータの後継者となるためのものだ。
 これは、パワーを落とす事によって、世界他外を宇宙世界の環境に近づけるという動きであり、それを【ウルトラ・マックス・ダウン・グレード・サイジング】と呼んでいた。
 【超吟侍】とっては白く見える他外空間の中において、宇宙世界の様に黒く見える部分を作り出し、その黒い部分では、宇宙世界とほぼ同じ状況にするという試みが至る所で行われているという情報を【超吟侍№7137】は教えてくれた。
 その方法は無数にあるが、最も多く用いられている方法というのが、【眠り姫の脱力】と呼ばれる方法だという。
 理屈は良く解らないらしいのだが、世界他外にいる存在が眠り続ける事によって、世界他外の中に宇宙世界を泡の様に作り出すという技術のようだ。
 その世界他外の中の宇宙世界では、例えば、1名という概念と多数という概念が混在し、その存在の数を数えるという事柄事態も曖昧という【存在不確定(そんざいふかくてい)】というものを1名で確定化させるという事もあるという。
 それは意味合いとしてはわかりにくいのだが、現界でも似た様な事が起きた事がある。
 それは【総全殿堂(そうぜんでんどう)】と呼ばれる存在だ。