1万を切る9418名の【遣上超使】の生き残りは、戻って来た時は吟侍という存在自体を超越し尽くした存在として戻って来ていた。
 これが元人間だったとは思えないほどの強大なエネルギーを要する【遣上超使】は仮に【超吟侍(ちょうぎんじ)】と呼称された。
 【遣上超使】として、世界他外でもまれて帰ってきて別次元の力を持った者をそう呼ぶ事にしたのだ。
 オルオティーナは【超吟侍】達から、世界他外にまつわる様々な事を聞いていた。
 それが――その事がやはり、クアンスティータの後継者を作り出すという事の難しさを感じさせると共に、これだけ、素晴らしいものを諦めたくないという気持ちがわき出ていたのだった。