他のクアンスティータの力を求めていた存在達よりも先に、クアンスティータ・ファンクラブがその事で落胆、絶望していたという。
 【ネクスト・クアンスティータプロジェクト】として動いて居たが、結果、計画は破綻したという事だ。
 最強とされる存在の喪失――それは良くも悪くも色んな所で影響していた。
 クアンスティータの力を渇望する者。
 クアンスティータの復活を願う者。
 クアンスティータに成り代わり、自分が№1になろうとする者。
 色々居る。
 だが、それは全て、クアンスティータという存在の大きさを物語る事の一つでしかない。
 クアンスティータが力を捨てた事によって、真の意味での最強と呼ばれる存在は居なくなったという事でもあった。
 クアンスティータは力を捨てた。
 だが、そのクアンスティータの力を求める者は数え切れないほど存在し、くすぶっている状態だという事だ。
 クアンスティータ・ファンクラブは後継者が見つからず絶望したが、実は後継者の名前として【三つの名前】が上がっていたという事はほとんど知られて居なかった。
 その【三つの名前】が何なのか?
 どういう意味を持っているのか?
 それは伝わっては居なかった。
 ただ、【三つの名前】――それがあるのみだった。