僕は、
「そ、その中に貴女も入っているんですね?絶対に入っているんですね?」
 と確認する。
 不幸なまま、死ぬなんて認められない。
 だから、僕は聞いたんだ。
 クルワ姫は、
「――はい。……ありがとうございます」
 と言った。
 僕は、
「約束ですよ。約束しましたよ。貴女も幸せになるべきだ。貴女こそ幸せになるべきだ。だって、今まで人のために生きてきたんだから。だったら、今度は貴女のために生きるべきだ。貴女こそ、幸せを手に入れるべきだ」
 と叫ぶ。