僕が、レクタ姫の宿命を片付けて、とんぼ返りで戻ってクルワ姫の宿命も片付けるんだ。
 それしか無いのであれば、それを選ぶしかない。
 選択肢の中では一番ましかも知れない。
 それでも、僕には辛い決断だ。
 貴女を1人にするという事が何より辛いのだ。
 僕は涙を流す。
 つぅっと頬を伝う涙を見てクルワ姫は、
「お優しい方ですね。私のために泣いてくださっているんですね。ありがとうございます。それで、私は戦えます。貴方を待つことが出来ます」
 と言い、優しくほほえむ。