それが、貴女をひとりぼっちにする理由にはならないのだから。
 だから僕は貴女と口論する。
 一歩も引かない。
 優しい貴女を守るためなら、貴女に嫌われても良い。
 僕にとって優先させるべきは貴女の身の安全だ。
 貴女の命の確保だ。
 貴女の幸せだ。
 何度でも言ってやる。
 僕は貴女が大切だ。
 それ以外は二の次だ。
 僕は今日も貴女と意見を対立させる。
 その事は何も発展しない事だという事は解っていても退く訳にはいかない。
 貴女のために、そして、僕の気持ちのために、貴女を置き去りにする事は出来ないんだ。
 僕は今日も貴女と言い争う。
 優しい貴女を傷つけていると解っていてもそれは止められない。
 意見を引っ込めてもダメ。
 意見を通してもダメ。
 僕はどうしたら良いんだ?
 このまま、平行線をたどっても彼女を苦しめるだけだ。
 だから、僕は考える。
 何を選択するのがベストなのか?
 でも答えは出ない。
 昨日も、
 今日も答えは出ない。
 恐らく明日も明後日もだ。