なのに、貴女には誰も居ない。
 存在さえ知られて居ないのだから当然だ。
 同じ顔をした貴女に味方をしようと言う者は僕を除けば、誰も居ないじゃ無いか。
 それでも貴女はレクタ姫につけと言うのか?
 それでは、余りにも貴女が可哀想過ぎる。
 貴女は酷いいじめをしている。
 貴女自身という存在をいじめ抜いている。
 確かに家族は大切かも知れない。
 だけど、それは貴女自身にだって言える事だ。
 貴女は貴女自身の命を粗末にしている。
 そんな事は僕は認められない。
 僕は貴女につきたい。
 それが、真実の気持ちだ。
 その気持ちは揺るがない。
 貴女を救っても誰も褒めないかも知れない。
 誰にも認められないかも知れない。
 だけど、僕が救いたいのは貴女だ。
 レクタ姫も助けないといけないかも知れないけど、まずは、貴女だ。
 貴女を救わず、レクタ姫を救っても僕には後悔が残るだけだ。
 それを解って欲しい。
 レクタ姫に味方はたくさん居る。
 だけど、貴女につけるのは今は僕しかいない。
 僕しかいないんだ。
 僕がいらないというのであれば、誰か他の味方をつけてくれ。