04 裏の世界の13の窓


 クルワ姫が背負った宿命――それは、レクタ姫が光の呪いなのに対して、闇の呪いに当たる宿命だった。
 【13の窓】――そう呼ばれた呪いが彼女が背負った宿命だった。
 レクタ姫が背負った宿命【24の扉】と同様に、【13の窓】からも敵が攻めてくる。
 だが、【13の窓】から攻めてくるのは力の弱い存在のみだという。
 力の強い存在は窓からは飛び越えて来ることが出来ないと言う。
 だが、それでも窓を閉めるためのカギはやはり、【13の窓】の向こう側の奥にある。
 向こう側の奥には窓を飛び越えられないほど強大な力を持った恐ろしい存在が無数に隠れ潜んで居るという。
 窓を飛び越えて来るのは【24の扉】を飛び越えて来る存在と同レベル。
 つまり、窓の奥に居るのはそれを超えるレベルだと言う事だ。
 数こそは少ないけど、光の呪いである【24の扉】よりも危険な【13の窓】――それに大して貴女は1人で挑もうというのか?
 誰の助けも求めず――1人で寂しく、世界を守るために戦おうというのか?
 そんな事はさせられない。
 確かにレクタ姫は力が無いのかも知れない。
 他者に救いを求めねばならないのかも知れない。
 だけど、レクタ姫には人望があるじゃないか。
 彼女を助けたいという人間はたくさん居る。
 掃いて捨てるほどいるんだ。