クルワ姫は、
「良いんですよ、これが私が生きている理由ですから」
と言うが、僕は納得いかない。
王国にとって都合の良い道具としてしか見られていないじゃないか。
見ているこっちもつらい。
どんなに頑張っても決して認められる事が無く、一生日陰の身。
それじゃあ、余りにも彼女が可哀想じゃないか。
王女なのに、逃げられない様に足かせまではめられて。
不幸なのに彼女は言うんだ。
「誰にも認められないという事はありませんよ。だって、あなたは認めてくれているじゃありませんか?私はそれで満足ですよ」
と。
そんな事聞いたら、なんとかしてやりたくなるじゃないか。
だけど、僕もクルワ姫と同じくとらわれの身。
脱出する術は今の所、何も思いつかない。
仮に思いついたとしてもクルワ姫はここを出ようとはしないだろう。
彼女は自分の役目はこの地下牢で一生を終える事だと思っているから。
そんなのは認めたくない。
認めたくないけど、彼女を外へ連れ出す言葉が見つからない。
彼女は言うんだ。
「あなただけでも、外に出してあげたいのですが……」
と。
自分の事は良いのか?
自分はそれで本当に良いのか?
僕はそう思ってしまう。
「良いんですよ、これが私が生きている理由ですから」
と言うが、僕は納得いかない。
王国にとって都合の良い道具としてしか見られていないじゃないか。
見ているこっちもつらい。
どんなに頑張っても決して認められる事が無く、一生日陰の身。
それじゃあ、余りにも彼女が可哀想じゃないか。
王女なのに、逃げられない様に足かせまではめられて。
不幸なのに彼女は言うんだ。
「誰にも認められないという事はありませんよ。だって、あなたは認めてくれているじゃありませんか?私はそれで満足ですよ」
と。
そんな事聞いたら、なんとかしてやりたくなるじゃないか。
だけど、僕もクルワ姫と同じくとらわれの身。
脱出する術は今の所、何も思いつかない。
仮に思いついたとしてもクルワ姫はここを出ようとはしないだろう。
彼女は自分の役目はこの地下牢で一生を終える事だと思っているから。
そんなのは認めたくない。
認めたくないけど、彼女を外へ連れ出す言葉が見つからない。
彼女は言うんだ。
「あなただけでも、外に出してあげたいのですが……」
と。
自分の事は良いのか?
自分はそれで本当に良いのか?
僕はそう思ってしまう。