なので、宗史郎殿の足手まといになるつもりは毛頭ない。
 我はその旨、宗史郎殿に伝えた。
 宗史郎殿は、
「なるほどな。それなら問題ねぇか。じゃあ、失敗しやがったら許さねぇからな。一緒に【ラティオ・ステルラ】へ行こうぜ」
 と言ってくださった。
 我は感無量になり、
「もちろんじゃ。共に【ラティオ・ステルラ】の地を踏みましょうぞ」
 と言い、涙した。
 宗史郎殿は、
「おいおい、感動するのは無事に【ラティオ・ステルラ】に行けてからにしてくれよ。これで、どっちかが落ちたりしたら笑い話にもなんねぇぜ」
「そうじゃったな。まだ、喜ぶのは早かった。我も気を引き締める故、宗史郎殿もしっかりな。我を失望させないでくれ」
「誰にものを言ってるんだ。俺はやるっつったらやるぜ。【ジギャク】んときゃ、醜態見せたが、もう、お前に醜態見せるつもりはねぇぜ。サービスは一回だけだぜ」
「その意気じゃ。時には強がりも必要じゃ」
「強がりじゃねぇよ。俺は本気だ」
「そうじゃな。失礼した」
「じゃあ、引き続き、宇宙船の所まで案内してくれ。お前の神の目線ってのはそのためにあるんだろ?」
「任せるがよい。ちゃんと案内する」
「おう、頼むぜ」
 我と宗史郎殿は、【ラティオ・ステルラ】行きの試練の待つ宇宙船乗り場に向かうのじゃった。
 本番はこれからじゃ。


続く。