【ジギャク】は、
「その意気だ。期待しているぞ、少年……」
 と言って去って行った。
 よくぞ申してくれた。
 感謝する。
 【ジギャク】の言葉に影響されたのか、宗史郎殿は、
「キツネコ、俺はあの星に行くことに決めたぜ。お前にとっちゃ待たせたなか?ようやく、俺もあの星に行くきっかけをもらえた。まずは、あの【ジギャク】とかいうすました野郎からだ。あいつを踏み台に俺はてっぺんをとってやる。あの星だけじゃねぇ。俺の前に立ちふさがる奴は残らず倒してやるよ」
 と言ったのじゃ。
 我は感動した。
 よくぞ、そこまで決心してくれたとな。
 我は、
「では、宗史郎殿。参りましょうぞ」
 と言った。
 【ラティオ・ステルラ】への行き方は先刻承知じゃ。
 我がしかと導こうぞ。