宗史郎殿は、
「するってぇと何か?あの星を目指せって事になんのか?」
 と聞いて来た。
 我は、
「どうやらそうなるようじゃな」
 と言うた。
 すると、宗史郎殿は、
「なんでだ?」
 と聞くので、我は、
「なんでだ?とは?」
 と聞き返す。
 宗史郎殿は、
「何で俺がそのラティオ・ステルラってのを目指さねぇといけねぇんだ?って事だよ。理由があんのか?」
 と言うので、我は、
「それは、もちろん、大英雄になるためじゃ。我はそのために我が持っている13の命の内、12を宗史郎殿のために使うと決めておる」
 と答えた。
 我と宗史郎殿の関係を示す良い機会である。
 宗史郎殿は、
「嫌だっつったら?」
 と言うので、思わず我は、
「は?」
 と聞き返してしもうた。
 宗史郎殿は、
「俺は命令されてやるのは嫌いだ。だから嫌だ」
 と答えた。
 これは我も想定外じゃった。