そして、涙を流し、
「バカ!!もしもの事があったらどうするんですか」
 と怒りの表情を彼に向けた。
 感情表現が苦手な彼女には珍しく、怒りと悲しみの表情が見て取れた。
 吟侍は、
「悪かった、ディアマンテ。そう――それで良いんだ。おいらだって判断を間違える事もある。その時は否定して欲しい。頼りにしてるぞ」
 と言った。
 ディアマンテは、頷き、
「はい……吟侍様」
 と答えた。
 一悶着あったが、パーティーとしての絆が強くなった瞬間だった。