推測するに、これは【謎を作り出せる力】とも呼べる力なのでは無いかと思った。
 答えを探れる【答えの力】に対して、答えに謎のベールをかぶせる【謎を作り出せる力】――つまり、真逆の属性の力という事になるのだろうか?
 何にしろ、この使いの男にレアク・デの力のプロテクトがかかっているのであれば、今の吟侍にはどうしようも無い。
 結婚式の招待状を見て推測するしかなかった。
 招待状を開いてみる吟侍。
 レスティー、ディアマンテ、クェスもじっと見る。
 フとレスティーが、
「この招待状、受けちゃって良いの?」
 と聞いた。
 吟侍は、
「そう言われても、招待受けちゃったもんは……」
 と言うが、レスティーは見当違いの答えだと言わんばかりに、
「違うわよ。この新婦のリーセロットって人、現界最大の財閥のご令嬢よ。ラフな格好でなんて行けないわよ。超特注品の超正礼装のドレスコードで行かないと参加なんかさせてくれないわよ、きっと。どうするの?用意出来るの?」
 と言った。
 吟侍はレスティーの言っている事がよくわからないがどうやらめちゃくちゃ高い服を着ていかないと参加出来ないという事らしいのは何となくわかった。
 吟侍は、
「そうなのか?困ったな。セレークトゥース・ワールドのぴょこたんに相談すれば、なんとかなるかも知れねぇけど、今、セレークトゥースは眠ってるみてぇだし。そうなると行けるかどうかも怪しいぞ。どうすっかな~」
 と困った表情を浮かべた。