吟侍は、
「どうやら、根性叩きなおす必要があるかも知れねぇな……」
 とつぶやいた。
 その後も刺客は次々と現れた。
 その刺客達はそれよりも強い存在により、強制され、戦いに身を投じている。
 より弱い者を食い物に――
 吐き気がする主従関係だった。
 最初の内は丁寧に相手をしていたが、その内、うんざりして、吟侍は【ラッキーフレンド】を呼び出し、【有続者チョテウ】への最短ルートを進み、余計な存在との戦いを避けるようにした。
 その甲斐あって、隠れていた【有続者チョテウ】を引きずり出す事には成功した。
 だが、思って居たのと違った状態だった。
 【有続者チョテウ】は封印されていた。
 殺す事が出来なくても、封印する事は出来る。
 【有続者チョテウ】の利権だけを欲しがる存在達により、【有続者チョテウ】は封じられ、その権威だけを利用され、弱者達を戦場に駆り出して貪っていたクズ達が他にいたのだ。