救いが見当たらない。
歩み寄る姿勢が感じられなかった。
吟侍の恋人、カノンが居たらきっと、心を痛めていただろう。
ディアマンテは、
「ごめんなさい、吟侍様」
と言った。
吟侍は、
「いや、この場合は仕方がねぇ。相手に聞く耳がなかった」
と後味の悪さを含む返事をした。
吟侍とレスティーが名も知らぬ存在の遺体を【答えの力】で探ったところ、この存在達は絶対的支配の元に行動していた。
【侵入者は直ちに排除せよ、敗れるようなら、情報を与えないように自害せよ】
と言う命令がすり込まれていた。
命令を与えていた存在はクアンスティータへの恐怖から逃れるために、自分より弱者をスケープゴートにしていたようだ。
そして、その存在の頂点が、このエリアでは、【有続者チョテウ】となる。
【クトゥーアル】が失望して、他の十大殿堂をスカウトしたいという気持ちを持っていたのもわかるような胸くその悪さだった。
こんな奴が十代殿堂のメンバーになっていたら、それこそ、【30選定委員会】に紛い物認定を受けても仕方が無いと思えた。
これが真ん中近くの実力者であるとなると、この問題は根が深い、更に深刻であるとも言える。
歩み寄る姿勢が感じられなかった。
吟侍の恋人、カノンが居たらきっと、心を痛めていただろう。
ディアマンテは、
「ごめんなさい、吟侍様」
と言った。
吟侍は、
「いや、この場合は仕方がねぇ。相手に聞く耳がなかった」
と後味の悪さを含む返事をした。
吟侍とレスティーが名も知らぬ存在の遺体を【答えの力】で探ったところ、この存在達は絶対的支配の元に行動していた。
【侵入者は直ちに排除せよ、敗れるようなら、情報を与えないように自害せよ】
と言う命令がすり込まれていた。
命令を与えていた存在はクアンスティータへの恐怖から逃れるために、自分より弱者をスケープゴートにしていたようだ。
そして、その存在の頂点が、このエリアでは、【有続者チョテウ】となる。
【クトゥーアル】が失望して、他の十大殿堂をスカウトしたいという気持ちを持っていたのもわかるような胸くその悪さだった。
こんな奴が十代殿堂のメンバーになっていたら、それこそ、【30選定委員会】に紛い物認定を受けても仕方が無いと思えた。
これが真ん中近くの実力者であるとなると、この問題は根が深い、更に深刻であるとも言える。