【アコンルーク】は、
「坊や、少しは冒険を楽しんだら?」
 と言ったが、吟侍は、
「善は急げだ。おいら達はやることが他にある。避けて通れるのなら避けて通るさ」
 と言った。
 【アコンルーク】は、
「つまんないわね。まぁ、良いわ。ご要望通り、次に行きましょう」
 と言った。
 どうやら、吟侍達のバトルを酒のつまみにでもしようと思っていたらしい。
 なのに、吟侍達のやる気が感じられず、期待外れだったため、がっかりしたようだ。
 吟侍は自分の意志で行動したいタイプだ。
 誰かに導かれて行動するというのは性に合わないのだ。
 なので、さっさと終わらせたいという気持ちが強いのだろう。
 【アコンルーク】とはとことんまでも気が合わないのだ。
 吟侍達は先を急いだ。